ゆっくり弾くことは非常に効果的
弦楽器を練習する場合、ゆっくり弾くことは非常に効果的です。 一つ一つの音の流れや表情を身体の使い方とシンクロさせながら細やかに感じ取ることができ、曲が表情豊かに仕上がります。 音階などではゆっくり弾くことで長い時間指の形を保つことになり、より効果的になります。特に重音などでは効果が高いです。 ゆっくり練習する場合は音の流れをしっかり感じることが大切です。ただ音が伸びているのではなく、次の音に向かって進む感覚を持ちましょう。 身体の中の感覚を研ぎ澄ますことも大切です。弓圧をしっかり下腹の丹田で支え、そこから出る歌が弓を通し楽器に入って行く、その歌が楽器から空間に音として広がる事をしっかり味わうように感じ取ると上達も一層速くなります。