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魔法のピアノ

ピアノは1人アンサンブル ピアノは1人でもオーケストラに匹敵する楽器とよく言われますが、音の響きの緻密さなどから私は1人アンサンブルと言うのが近いように思います。 しかもピアノは様々な楽器の音色が奏でられ、私の感覚ではタッチによって音色はもちろん音程まで変わるように思います。 そんな魅力のピアノについて感じることをいくつか記したいと思います。 ピアノは調律師が音を合わせてくれるので、音程を合わせる必要が無い、押せば鳴る…、と思われがちですが、それは大きな間違いです。学習者にとっては大きな落とし穴にもなります。 先ほど言ったよに、音程まで変わる楽器であるため、よほど神経を使わないと音がハモりません。 1人で全ての音を弾くわけですから、全ての音を完全にコントロールして演奏する必要があります。そのためには細かな練習を必要とすることもあります。またいつかこの練習法も紹介したいと思います。職人のような作業ですが、それ一つ一つが美しさに出会う楽しい時間だと私は感じます。 また、ピアノは精巧な機械の組み込まれた楽器でありながら、演奏者の身体の状態、耳の状態、精神の状態にとても良く反応します。良く使えば素晴らしい表現が出来ますが、間違うと下手が目立ちます…。 ツィーグラー奏法のツィーグラー先生は、ピアノ、歌、ヴァイオリンを教える免許を持っていたということですが、ピアノとヴァイオリンなど弦楽器の奏法は、実は全く同じと言って良いほど似ているのです。 歌の流れが身体を流れ、それが指先から楽器に入って行く感覚は全く一緒と言えます。音程を合わせる感覚は弦楽器のアンサンブルの様な感覚でピアノを演奏すると良いでしょう。 そして、両手が噛み合わず上手く弾けない、指がもつれやすいなど、難しいフレーズも丁寧に声に出して歌い、音の流れを聴覚で整理すると、絡まった糸が解けるように簡単に弾けてしまったりします。 本当にピアノは魅力的な楽器です。超絶技巧が無くても、ほんの簡単な曲ですら涙が出るほど美しく奏でられます。もっとたくさんの人が、普段の暮らしの中でピアノに接したら、社会も豊かにもなるのに…、と思います。

始めました

演奏家でもアマチュアの方でも演奏するとき、音が外れた…!間違えた…!というプレッシャーを感じる方は多いと思います。 しかし、意識を変えるだけで難なくそのプレッシャーを乗り越えることができます。 また、音を聞く感覚をちょっとスイッチをオンするだけで、音楽が生き生きと流れ出し、聴衆を魅了する音楽が奏でられるようになります。 感覚のスイッチをオンすることは、とても簡単な事なのですが、そのスイッチの場所が分からない方が多くいらっしゃいます。それを、少しでも多くの人に知ってもらい、音楽の世界を広げてもらうことが私の仕事です。 文章でどこまで伝えられるか不安ですが、どうぞお付き合い下さいね。