知らないうちにリズム音痴に!
楽器を練習するとき、メトロノームを使うと弾きにくい、という方ありませんか?
詳しいメトロノームの使い方は「メトロノームの使い方」をどうぞ!
メトロノームを使うと知らず知らずのうちにズレている、なんて経験ないでしょうか?
自分では正確なリズムを弾いているので、少々テンポが速くなったり遅くなったりして、メトロノームに合わなくても、まあ大丈夫でしょう!なんて思っている方はありませんか?
それらはリズム音痴の始まりです!一見ちゃんと弾けているように見えても(聞こえても)正確には、弾けているとは言えません。そのような場合は音楽の本当の美しさはありませんし、感じることもできません。アンサンブルの場合、他の楽器と合っておらず、アンサンブルの邪魔にさえなっているものです。
人間の肉体は心の影響を受けるのと同様、心や感覚も思った以上に肉体の影響を受けています。心の中で歌っている音楽は、肉体を通し始めて音楽として現実の世界に現れます。
そのとき肉体の不自由さがあると、心の中の歌を正確に再現できません。それが甚だしくズレている場合は、ズレている事を自覚できるのですが、微妙にズレている場合、心の方が(感覚の方が)ズレた音に合わせてしまうのです。
つまり、肉体の不自由さに感覚が引きずられ、リズムが崩れていてもそれを正確なリズムと思ってしまうのです。
私たちの感覚は良くも悪くも曖昧です。自分だけの都合のリズムや音程では、心まで染み込む音楽になりません。そのため、常に正確なリズム・正確な音程に修正する努力が必要になります。
自分の感覚だけに頼らず、メトロノームや正確な音程の出る鍵盤などを使うことは大切になことです。もちろん、機械のような正確さではなく、自由で芸術的なリズムや音程ということです!
詳しいメトロノームの使い方は「メトロノームの使い方」をどうぞ!
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