色彩豊かな半音階を弾くには!
半音階は微妙な色彩や表情を表現するときによく出て来ます。
そんな半音階のスケール練習は何の調も同じ?ようにら感じてしまいます。
そこで、半音階を表情豊かに弾くための練習法を紹介します。
音の進行的にはどこを切り取っても同じような半音階ですが、その下で流れるハーモニーや調性によって音の役割は1音1音異なります。理論的に分かるだけでは不十分です。音の表情としてそれを感じられるようにしましょう。
そこで、その調の主和音の上に半音階を乗せ、1音1音の表情の違いを感じてみて下さい。その他主要三和音の上で半音階を弾くことや、同じ半音階を様々な調の和音の上で弾いてみる。その表情の変化をしっかり味わって弾きましょう。もちろん、その前に全ての音をハーモニーと音の広がりを感じて声で歌うことも大切です。
このような練習がしっかり出来ていると、曲の中で半音階が出て来たとき、瞬時にその表情を感じ取り、美しく表現できるようになります。
是非、半音階ならではの美しい表現をして下さい!
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