誰でも演奏できる次元の違う美しさ(2)
誰でも演奏出来る次元の違う美しさへの練習法
1、耳を響きに慣らしましょう。
1、耳を響きに慣らしましょう。
普段音を聞こうと思うと、無意識にある特定の音だけ聞こうとしてしまいます。人混みでも友人との会話が楽に出来るのはそのためです。しかし音楽を演奏する際、メロディーだけ、あるいはベースだけのように、ある特定の音だけ聞いていては美しいハーモニーは得られず、よい演奏にはなりません。
まず心を落ち着け、空間に広がる音を聴いてみて下さい。例えば美しい景色を眺めるような感覚で音をぼんやりと聴く感じです。何かの音に焦点を絞ってはいけません。
音の広がりが美しく感じられれば良いでしょう。
2、声でハーモ二ーを歌いましょう。
次の段階では演奏している曲の最初の和音やその曲の調の主和音などを歌ってみましょう。
その際ピアノなどで和音鳴らして行うと1人でもでき、歌い易くなります。
和音の全ての音をそれぞれ歌う方が和音がより良く聴こえるようになります。
もちろん音の聴き方は1、での聴き方をして下さい。自分で声や音を出すと、その音だけに集中しがちになりますので、全体の響きを聴くよう注意して下さい。