弦楽器、音程取るのに必死になっていませんか?

弦楽器を演奏される方は音程を取るのに苦労している方が少なくないと思います。今回はその解決法を書こうと思います。



結論ら言いますと、

1、左手で音程を取ろうとしない。
2、音楽の流れを体で感じる。
3、ハーモニーを感じる。

このような事に気を付けてみて下さい

今回はその1、左手で音程を取ろうとしない、について説明します。

まず、左手のフォームがきちんと出来ていることは大切ですが、指の押さえる位置をモグラ叩き式にも「もっと高く!」「もっと低く」というのは効果的な練習とは言えません。

指先の押さえる場所に気が行くと、その分音に対する集中力が削がれるということです。

自分では一生懸命弾いているつもりでも、無意識に音を聞いていない状態になってしまいます。

ではどうするかと言いますと、歌で音程を取るように、右手の弓で音程を取る感覚を掴みましょう。
腹の辺りから体の中を歌が流れ、背骨、両肩、両腕、両手の指と、その歌が流れ楽器に入って行く感覚です。

左手はしっかり弦を押さえようと力を入れるのでは無く、腹から指先を通り楽器の中へ歌が流れるような感覚をイメージして下さい。


何か抽象的に感じると思いますが、人間はただ思っただけの事を、想像以上に身体は反応し行っています。自分の歌う力を信じて身体から楽器に歌を流し込んでみて下さい!

きっと自分でも驚くような結果が得られると思います。

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